例えを(わざと)間違えて誘導している

永住外国人地方参政権付与に強く反対する ―中川信
http://agora-web.jp/archives/891358.html

韓流ブームを情報戦の一つとして上げられたり、外国人登録中国籍の人が増えていることを書かれているのは間違っていませんが、オランダでの外国人との軋轢や、ハワイがアメリカ州になった例で省いている箇所があるのは酷い。

このブログでも書きましたが、オランダの例は(日本語で書かれたものでは)たった一つのブログが情報源で、その文章では外国人に選挙権があり力があるため合法的に手出しできない実例は全く書かれていません(逆に外国人がオランダ人と交流を持たないのが最大の原因とも読み取れます)

ハワイも、白人に選挙権が与えられて合法的に政権奪取したわけでなく、白人達がクーデターを起こして政権をとり、後々アメリカ政府に認められたものです。
ですから
>このときの手法が移民をさせ、議会をつくり、憲法を制定し、併合を承認するというものだ。
は正確に書かれるなら
>移民をし、経済を握り、クーデターを起こして議会を掌握し、憲法を制定し、併合を承認する
となります。

追伸
韓流ブームのような自国の文化を売り込む戦略は韓国や中国だけのものではありません。
最も上手くやっているのはアメリカですし(ハリウッド映画など)、日本もアニメやテレビゲームでやっているとも言えますから、お互い様だったりします。