外国人参政権の例でオランダは当てはまらない

ネット上で外国人参政権反対派の方が持ち出す例として、オランダが外国人に参政権を与えて失敗したと書かれますが
実は、ウェブ上で日本語で読めるソースはありません。

よく出されるソース
 http://musume80.exblog.jp/1326745
 外国人地方参政権問題その4・・オランダの荒廃。
ですが、上げられている文章のどこにも、外国人に参政権を与えたため悲惨な状況になったとする箇所はありません。
街の一部を自治区のようにしている、集まって暮らしている。とも書かれていますが、選挙権があるなら、平和的に投票で議員なり町長を選んで自分達の都合のいい街にしたほうが手軽ではないでしょうか?

ここからは推測ですが、オランダのイスラム系移民は選挙権をもっていても行使していない、投票していないのではないでしょうか?

日本は他の外国人参政権を与えている国とは環境も風土も違う。というならわかりますが、オランダを例にして外国人参政権を反対されているのは、理屈ではなく感情的に反対しているだけ、それも自分で調べていない事を暴露している結果になるので気をつけてください。


追伸
オランダ在住の日本人の方があげられているソースでは、オランダには移民問題があるが、外国人参政権とは関係ないことがわかります。

http://www.nonsensecorner.com/wp25/?p=3991
オランダに住んでいるからこそ思う、外国人参政権論を考えてみた

http://world-reader.ne.jp/renasci/next/uenishi-001206.html
外国人の政治参加は社会をいかなる方向へ向かわせるのか?