自民党参議院選挙公約マニフェスト原案を読んでの感想

自民党参議院選挙公約マニフェスト原案を読んでの感想

最初に、自民党に厳しい視線…とういか突っ込みを入れたものであることを考慮してお読みください。
また、引用部分は私が独自にまとめているため勘違いしているところがあるはずです。
興味があれば原案を読まれることを強くお勧めします。
http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/pdf/2010_genan.pdf


では、いちゃもん始めますw


機/靴靴せ?紊砲佞気錣靴す颪鼎りのための自主憲法制定
何を変えるのかはっきりと書かれていません。第9条関連でしょうが、反発を恐れて書けないようです。


供‘鐱椶量ね茲鮴擇蠡鵑成長戦略
法人税の減税 国際基準水準の20%に減税
 ということは税収が減るわけでその財源をどうするのでしょうか?
 消費税は増税分は少子化・年金・医療・介護に当てるというのに?


「次世代社会システム」(環境、エネルギー、ICT、安全)「健康・医療」(介護ロボット、IPS細胞の活用による再生医療)「農林水産業」などについて規制緩和・国際標準化を進めるとともに今後二年間集中投資
(ICTとは簡単にいうとITの別名称のようです。ネットワーク通信による情報・知識の共有とのこと)
 日本の得意分野ではなく先進国に負けている分野に集中投資。
 とはいえ必要な分野ですし中国よりは有利ではあります。


検峇萃イ訖佑報われる社会へ」

1 バラマキから、求められる子育て支援サービスへ
 小泉時代から問題だったのにやっていなかった自民党に期待するのも…上げられているサービスも基本は小学校に上がる前までであり、実際の家族形態と合っていなければ無駄な投資になってしまいます。


后〇纏?鯀呂蝓地域を支え、安全安心な暮らしを守る-手当てより仕事-
・まず農林水産業を優遇する事を書かれています。
 そのためには様々な条件が必要なようで、日本の農業を衰退させてしまった原因の一つ、政府の過度な介入が考えられます。

・雇用者についてはワークライフバランスを掲げていますが、ゆとりある住宅環境をメインにするようです。
 労働環境を改善するとか(違反している企業をきちんと摘発することもしない)ワークシェアリングは日本型企業には不利なようで採用しないようですw

・必要な社会資本の前倒しによる「未来への投資」とか防災、耐震を口実に公共投資するそうです。
 地方で稼いでいるのは建築業者なのは確かなんですが、違う方法はないものなんでしょうか?


察ヽ宛鬚鯲て直し、日本を守り、世界の平和のために汗をかきます
・日米の外交は大切です。ですが、中国との外交について全く触れていないのはどうなんだろ?
 領土問題で北方領土竹島を取り上げて、ロシアや韓国との外交を難しいものにすると宣言しているし

次∪こΔ鬟蝓璽匹垢襦峩軌蚓国日本」の想像
・学校教育の時間を増やし全国で競争させるようです。
・ボランティア活動の必修化は必要なんだろうか?就業体験はアリだと思うが?
・教員免許更新制を厳格に適用するが、それは政府に都合のいい教師の作り方にならないだろうか?
教師の前に授業体系を変える考えはないのだろうか?

勝,錣国のかたちを守ります

外国人地方参政権に反対
 永住外国人への地方参政権の付与について、与える事は民主主義に反しているように誘導していることに注意。
 現状憲法違反の恐れがあり、現状法律違反でありますが、民主主義の原則からは永住外国人地方参政権を与える事は間違っていません。


J-ファイル(抜粋)
精神障害者や症状持ちのためには精神科の地位向上やチェックのような小手先の対策だけでなく、社会を変える必要が有ります。
 自民党が掲げる、全ての人に仕事をさせる社会は精神疾患者を減らす事は出来ないでしょう。

・保険を保険の利かない治療を併用してできる混合治療
 これは解禁されると非科学的な治療(極端な例だと幸福のツボとか)も併用してされる可能性があります。宗教団体関連の医療は儲けるかとw

・自転車専用道は公共投資増大になりますが…自分は自転車好きなんで良しw

動物愛護法は、できるならペットショップでの店頭販売を辞めさせて欲しい。

・世界一安全な国をつくる8つの宣言
 日本に来る外国人の驚きは安全面だそうなので、規制強化にならない限りはいいかと。安全さはもっとアピールしたほうがいいと思う

…とまあ、意地悪く突っ込んでみましたが
自民党は農林水産関連者と企業経営側を優遇し、労働者はなるべく長く働いてもらって社会保障を抑える方針だと思いました。
余暇についてはあまり考慮されていませんし、失業者が悪という風潮は加速させかねません。
外交についてはアメリカを見すぎで、自民党アメリカの介入で作られている経緯から逃れられていません。