記者クラブ問題について-記者クラブ廃止でなく開放を

ここ二日ほどネットで…主に2ちゃんねるを中心に情報を集めてw、記者クラブの功罪がわかってきたと思います。

ウィキペディア 記者クラブより、勝手に改変抜粋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E8%80%85%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96

記者クラブとは
首相官邸、省庁、地方自治体、地方公共団体、警察、業界団体などの組織に設置された記者室を取材拠点にしている、特定の報道機関の記者が構成する組織のこと。
記者室を設置している各団体から独占的に情報提供を受けることで知られる。
(公的会見は記者クラブが主催しているため、記者クラブに所属していないと会見での質問どころか出席も出来ません)←ナノが追加


記者クラブの利点
・取材側も取材される側も楽が出来る。
チェックも迅速さでも心配しなくていい。
・取材先(権力側)に情報を公開するよう圧力をかけることができる。

記者クラブの欠点
・権力側と癒着しやすく、なあなあな関係になってしまう。
記者クラブから排除されるのを恐れて他社と似たような報道になりやすい。

圧力をかけるのと癒着しやすいのは矛盾しているように見えますが、現在は取材先(権力側)に甘い状況になっているようです。

記者クラブは設立当時は意義がありましたが、今は既存利益を守るための弊害が多いと思います。
ウィキペディアには書いてありませんが、記者クラブの団結が強いため偏向報道になりやすく(いっせいに持ち上げたり、いっせいにバッシングする)マスコミが権力を握っていると揶揄される結果になってしまいます。

私は麻生首相が早期解散をしなかったり解散日を明言して民主党に協力を求めなかったのは間違いだと思っていますが、任期中の総批判状況はおかしく感じていました。
記者クラブが独占的に占領していなければ、擁護するマスコミも出てきて、擁護派と反対派で競い合う事になり、国民は判断する材料が増えたことでしょう。

記者クラブは、取材先への圧力団体としては存在する必要はありますから、廃止しろとは思いません。
記者クラブ所属以外のマスコミジャーナリストへの開放を求めているのです